人間の身体は、骨盤という土台の上に「背骨」が積み木のようにのっています。
この背骨が倒れないように周りの筋肉が強固に背骨を支えています。
背骨がねじれたり、ずれたりすると(原因は骨盤・股関節の転位)筋肉にストレスがかかり、血液の循環が悪くなり筋肉の凝りが起こります。
さらに悪化してくると背骨から出てくる神経を圧迫し、手足や腰や首などに「痛み」や「しびれ」などのさまざまな症状を出します。神経は運動器だけでなく内臓にも広く分布しており内臓機能異常(病気)をおこすこともあります。
AKA療法とは、「関節運動学アプローチ」という意味で、関節の運動を正常にして体の痛みを取り去るという治療法です。この治療法で中心的に治療するのは「仙腸関節」という骨盤にある関節。
上半身を支える関節なので体重の重みに耐えかねて、あるいは仕事の姿勢、運動などにより機能異常をおこしやすい(仙腸関節機能異常)場所です。
AKA学的にこの仙腸関節は2ミリの遊びがある関節ですが、この遊びが無くなった状態です。
この2ミリの遊びを元通りに戻すのがAKA療法です。
手技によって機能異常がもとに戻ると、魔法にかかったように痛みが消えます。
またこの仙腸関節機能異常が基盤となり、いろいろなところへ関連痛として痛みを出します。
例えば、思い当たる原因がなくいつの間にか痛みが出てきたものは、ほとんどがこの仙腸関節機能異常なのです。
(例)寝違え 五十肩 肩こり 手足のシビレ ギックリ腰
肘肩の痛み(テニス肘・野球肘) 膝・腰・足の痛みなど
*【股関節の転位が「背骨のねじれ」を生み出す。股関節は人体の中でも特殊な関節】
人間の体の力学の中心は、2本の脚と上体を結ぶ股関節にあります。
股関節は両脚を骨盤にしっかり連結させ、上体の自重を支えます。股関節は人間の身体の関節の中で最も大きく特殊な構造をしているのですが、この構造が転位を起こしやすい原因となっているのです。
*【転位が起きれば、両脚の長さが違ってくる】
転位とは、ねじれや回転のことで、「内外転」と「内外旋」の4種類に分類することが出来ます。股関節が外転・外旋を起こすと脚は長くなり、内転・内旋を起こすと脚は短くなるのです。
転位が発生して両脚の長さが違ってくると、人体はバランスを取るために無意識に骨盤を傾斜させます。
骨盤の傾斜が起こると、それにつながる背骨も傾斜しますので、そのバランスを均等にするために背骨が湾曲してしまうのです。その結果、どちらかの肩がさがり全身のバランスが大きく崩れて、身体に痛みやシビレなどの症状が現れてくるのです。